独ソ戦の時も同様の事例があったようです。
イギリス国防省は2023年12月、ウクライナ軍とロシア軍が前線で、異例なレベルのネズミの侵入に苦慮していると発表しました。
ウクライナ・ロシア両軍が「ネズミ大量発生」に苦慮 車両にリス…の画像はこちら >>訓練するウクライナ陸軍のT-72戦車(画像:ウクライナ軍参謀本部)。
ウクライナでネズミが大量発生した要因として、今年が穏やかな秋だったことに加え、戦闘で休耕となった畑からの豊富な食料が寄与した可能性が高いとしています。本格的な冬が到来し、ネズミが寒さをしのぐために車両や陣地に押し寄せているそうです。
イギリス国防省は、ネズミなどの齧歯動物が最前線の兵士の士気を更に圧迫すると指摘。ネズミが装備のケーブル類をかじり、危険をもたらすとしています。第二次世界大戦中にも、ネズミが装備に被害を与えた例があるといいます。
未確認の報告では、ロシア軍部隊が疫病の増加に悩まされ始めていることも示唆されているそうです。