子供が生まれた瞬間、夫婦はそれぞれ『親』になるもの。
当たり前のことですが、初めての子育ては不安や苦労の連続です。産後直後から慣れない日々を過ごすうちに、心身ともに疲弊してしまうことは多いでしょう。
無理をしすぎると、気分が落ち込み突然涙が出てきたり、食事や睡眠がうまく取れなくなったりする『産後うつ』になる可能性があります。
2023年9月7日に、第1子を出産した、さけ(@sake_peach04)さんも、産後うつになりかけていたという1人。
里帰りもせず、産後すぐ育児に追われていたさけさんの様子を心配した夫が、旅行を提案してくれたといいます。
日帰りで旅行を計画していた、さけさん夫婦に対し、義実家は「2泊でも3泊でも行ってらっしゃい」と快く送り出してくれたそうです。
さけさん夫婦はその言葉に甘え、義父、義母と、同じく赤ちゃんを育てる義妹の3人に我が子を預けて、1泊2日の旅行に。
リフレッシュして帰宅すると、あるものが目に入りました。
テーブルに置かれていたのは、1枚のメモ書き。
用紙にびっしりと書き記されていたのは、赤ちゃんが何時に何をしたかが分かる、育児メモでした。
左側がさけさんの子供で、右側が義妹の赤ちゃんの記録。何時にミルクを飲んだか、何時に排便したかなどが、一目瞭然です!
子供の面倒を見るだけでなく、こうして細やかにメモに残してくれた心遣いに、さけさんはとても感動したといいます。
さけさん家族の心温まるエピソードに、感動の声が広がりました。
・素晴らしい。なかなかここまではできないし、赤ちゃん2人ぶんの記録と聞いて、驚きました!
・旅行中、さけさんもきっと心配な気持ちはありましたよね。でも、このメモ書きを見た途端、不安が吹き飛ぶ!
・交代で寝たり起きたり、ほぼ熟睡できていない…。プロだ。
・これは心強い。赤ちゃんのお世話をしながら、こんなに徹底して記録を取ってくれるなんて、素敵ですね。
子育て初心者の親が、幼い子供を育てるには、周りの人の協力が必要です。
さけさん家族のように、みんなで支え合い育てていけば、親の産後うつも防げるでしょう。
子育てにとどまらず、身近に困っている人がいる場合は、優しく手を差し伸べることが大切だと改めて思わされますね。
[文・構成/grape編集部]