「転売目的か」小型タンカーから“重油”抜き取り 船員やタンクローリー運転手5人を逮捕 大分

大分市の岸壁に停泊していた小型タンカーから重油合わせて8900リットルを抜き取った疑いで、船員やタンクローリーの運転手ら合わせて5人が逮捕されました。 業務上横領の疑いで大分海上保安部に逮捕されたのは山口県下関市船籍の小型タンカー第一関門丸の船員で大分市に住む藤沢和則容疑者(49)や、大分県臼杵市の会社員でタンクローリーの運転手、岡野憲克容疑者(54)ら合わせて5人です。 藤沢容疑者らは今年4月、大分市鶴崎地区の岸壁に停泊していた第一関門丸から重油およそ5900リットル、時価45万円相当を岡野容疑者のタンクローリーに移し替えて横領したほか、4月にも別の車に重油3000リットルを抜き取って横領した疑いが持たれています。 一般からの情報提供を受けた大分海上保安部が捜査したところ、5人の容疑が固まり4日逮捕しました。海上保安部は抜き取った重油を転売していたとみて、誰が犯行を主導していたかなど調べを進めることにしています。

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