架空請求詐欺の疑い ネット通販社長ら6人再逮捕 大阪

インターネット通信販売会社の社員らが出会い系サイトの退会料名目で架空請求を繰り返していた詐欺事件で、府警は15日、別人からも現金をだまし取った詐欺容疑で、大阪市淀川区のネット通販会社「イージー」社長、福田秀建(ひでたつ)容疑者(39)=同市北区同心=と同社社員ら計6人を再逮捕した。  府警によると、福田容疑者らは同様の手口で全国の約千人から計約1億円をだまし取ったとみられる。詐取金は社員の給与や会社の運転資金に充てていた。  再逮捕容疑は今年3、4月、関連会社が運営するサイト「PURIN」の名義で、サイトを利用したことのない千葉県の40代女性の携帯電話に「退会には利用料と退会費用が必要」などとメールを送り、3回にわたって計約80万円を振り込ませたとしている。  大阪地検は同日、別の詐欺罪で福田容疑者らを起訴した。

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