出会い系サイトで男性客を募り、女性従業員に売春させたとして、大阪府警保安課と天王寺署などは16日、売春防止法違反の疑いで、大阪市天王寺区逢阪の売春デートクラブ経営、松本晃宏容疑者(24)と同店共同経営者、武田晋也容疑者(29)ら計12人を逮捕したと発表した。
府警によると、松本容疑者らは携帯電話の出会い系サイトに一般の女性を装って男性客を勧誘。待ち合わせ場所や料金などのやりとりをしたあと、従業員の女性を車で送り、売春させていたという。昨年9月に営業を始め、今月初めまでに約5500万円の売り上げがあった。
逮捕容疑は、昨年12月初めから今月初めにかけ、男性客(21)ら5人に対し、女性従業員(23)ら5人を引き合わせ、売春させたとしている。