漢方薬の処方に触診が必要だと装い、院長を務めるメンタルクリニックで女性患者にわいせつな行為をしようとしたとして、神奈川県警泉署は5日、準強制わいせつ未遂の疑いで、横浜市泉区緑園の医師、牛見豊容疑者(62)を再逮捕した。
署によると「記憶があやふやなので、弁護士と相談して話す」と供述している。通院していたとみられる十数人から同様の被害相談が寄せられているという。
再逮捕容疑は、令和4年4月21日午前9時15分ごろから30分ごろまでの間、横浜市泉区のクリニック診察室で、40代女性の下半身などを触ろうとしたとしている。女性が拒絶し、署に被害届を提出した。牛見容疑者は別の患者に対する準強制わいせつ容疑で逮捕、起訴された。