「中国の属国にしたいデニー候補」「日本民族も強制収容所に」大阪の泉南市議が投稿 岸和田検察審査会が「不起訴相当」

昨年の沖縄県知事選期間中、候補者の玉城デニー氏に関する虚偽の交流サイト(SNS)投稿をしたとして公選法違反(虚偽事項公表)容疑で刑事告発され、不起訴になった大阪府泉南市の添田詩織市議について、岸和田検察審査会は「不起訴相当」と議決した。14日付。 添田氏は昨年8月、「沖縄を中国の属国にしたいデニー候補」「日本民族も強制収容所に入れられ民族浄化(虐殺)されます」などと投稿していた。 告発した「奈良-沖縄連帯委員会」の崎浜盛喜代表らは大阪地検岸和田支部が不起訴(嫌疑不十分)としたことを受け、6月に検審に審査を申し立てた。崎浜代表は「差別やデマが広がっている。今後はヘイトスピーチを刑事罰付きで禁じる奈良県条例の制定などに取り組む」と話した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする