東京23区1週間連続「乾燥注意報」発表 30日まで乾燥続く 年末にかけて火災注意

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空気が乾燥するシーズンとなり、全国各地で火災が相次いでいます。今日26日も太平洋側の広い範囲に「乾燥注意報」が発表中です。31日の大晦日は全国的に天気が崩れますが、30日頃までは晴れて空気の乾燥が続く所が多いでしょう。年末にかけて火災にご注意ください。
今日26日も空気乾燥 関東など広く乾燥注意報
空気が乾燥するシーズンとなり、全国各地で火災が相次いでいます。今日26日も関東など太平洋側の広い範囲に「乾燥注意報」が発表中です。東京23区と多摩地方では12月20日に乾燥注意報が発表されてから、今日26日で7日間連続して、乾燥注意報が発表されています。特に関東甲信を中心に湿度が下がり、午後2時までの最小湿度は、茨城県北茨木市で23%、千葉県鴨川市で25%など、今シーズン最小となっている所もあり、前橋市25%、さいたま市27%など広い範囲で30%以下となっています。東京都心は最小湿度が33%まで下がっています。火が燃え広がりやすい状況が続いていますので、火の元に十分ご注意ください。
30日にかけて太平洋側で晴天 空気乾燥が続く

30日頃までは、太平洋側は広い範囲で晴れて、空気の乾燥が続く見込みです。年末にかけて、火災の発生しやすい条件が長く続きますので、火の取り扱いには十分ご注意ください。また、人ごみではマスクを着用するなど、風邪やインフルエンザの対策も行った方が良いでしょう。31日の大晦日は、低気圧が通過し、広い範囲で天気が崩れるでしょう。太平洋側の乾燥した空気は、このタイミングでいったん潤いそうです。大晦日は、各地で強まる雨や風に注意してください。31日大晦日の夜から元日にかけては、北陸や東日本の山沿いなど雨から次第に雪に変わる所があるでしょう。
空気が乾燥 火事を防ぐには

空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。①たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。②ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。③台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。④電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

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