【恩納】恩納村宇加地区(徳村博文区長)で10日、第19回宇加地山芋まつりが公民館で行われた。目玉の山芋スーブ(勝負)を見ようと、区内外から多くの来場者が訪れた。 山芋は4月に種芋の植え付けをする。山芋スーブでは、一つの種芋からできた芋の総重量と、1個の重さの大物賞を競う。 今年、総重量191・5キロ、大物賞28・5キロで優勝したのは友寄良章さん(70)。昨年に続いて2連覇した。19回のスーブのうち5回を制している。 友寄さんは「30坪に1個の種芋を植え、常に湿気があるように水まきは欠かせない。植えた後にススキなどの敷草をかぶせるのも大事」と話した。 8年前から山芋を栽培している長浜元気さん(38)は「会社勤めしながらの農作業は楽ではないが、世話をすればするほど応えてくれる」と話した。 読谷村波平から来たという喜友名京子さん(60)は山芋を試食し「ジャガイモのような食感。スーチカと炒めたらおいしいと思う」と笑顔。孫で読谷小1年の梨穂さんは「おじいちゃんも山芋を作っているよ。畑も見たことがある」と話した。(玉城学通信員)総重量191.5キロ! 山芋勝負で大会連覇 大きく育てるコツ…の画像はこちら >>