客室乗務員による5歳児の食事補助に物議 感激する親に「奴隷扱…の画像はこちら >>
5歳の息子に客室乗務員が寄り添い、口に食べ物を運ぶなどせっせとサービス。親は喜んだが「これはいかがなものか」という声も上がっていることを、『AsiaOne』など海外メディアが伝えた。
ロサンゼルスから東京に向かう飛行機のビジネスクラスを利用した男性が、客室乗務員の行き届いた心配りに感激。その様子について5日にSNSで明かしたところ、多くの人が関心を寄せた。
その日、男性は5歳の息子と搭乗。しばらくすると機内食が配られたが、息子はヘッドホンをつけたままで興味すら示さなかったため、客室乗務員が隣にひざまずき、スプーンで食べ物を口に運んでやったというのだ。
感激した男性は「今までで最高の空の旅だ」と書き込んだが、ユーザーらからは批判的なコメントを多数寄せられた。
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あるユーザーは、「客室乗務員は客の安全を守るために機内にいるのであって、ベビーシッターではない」とコメントしている。
また「この子は自分で食事できる年齢のはず」「食事の補助ぐらい親がしたらどうか」「親は恥を知るべき」「人を奴隷扱いするなんて理解できない」「乗務員がアジア人女性でなくても、食事の補助をさせたのか」といった意見や疑問も多数書き込まれている。
しかし元客室乗務員で子供もいるという女性ユーザーは、「機内にいる小さい子を見たら、私も同じことをするでしょう」と書き込み、親を責めるべきではないと主張した。
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批判的なコメントに驚いた男性は「僕の席は息子の前だった」と釈明し、客室乗務員に食事の補助を頼んだわけではないと主張。「乗務員のサービスと愛情に驚きました」とコメントし、一部メディアに対しては「残念ですね、素敵なことをネガティブに捉える人がいるのですから」と述べた。
さらに男性が利用した航空会社の広報担当者も取材に応じ、「お客様が何を必要としているかきちんと理解し注意を払うよう、客室乗務員は訓練を受けているのです」「弊社の客室乗務員が、お客様のニーズを予測し対応できたことを嬉しく思います」とも話している。