【実食レビュー】 パルシステムの人気「チョコレートケーキ・ビター」は、解凍時間の調整で好みの食感を楽しめる、濃厚チョコスイーツだっ

もうすぐクリスマスでございますね!

クリスマスといえば……そう、ケーキじゃないですか。ということで今回は、生協の宅配サービス・パルシステムの人気PBスイーツ「チョコレートケーキ・ビター」を実食レビューしていきます。アイスクリーム感が残る「半解凍」状態と、クリーミーな「完全解凍」の状態の2パターンを試してみたぞ~。

1998年12月の登場以来、25年にわたりパルシステムの人気スイーツとして君臨し続けているという「チョコレートケーキ・ビター」。昨年5月にパルシステムの産直小麦に変更して再登場したというこのケーキを、前回の「直火炒めチャーハン」に続いて特別に提供してもらいました。発売から25年って……生まれた子どもが大学卒業→社会人丸3年になるとんでもない期間ですからね。もはやレジェンドやん。

スポンジの原料には、北海道産の産直小麦と、沖縄と奄美諸島のさとうきびを使った「花見糖」を使用。コーティングにはベルギー産チョコレートを使っているのだそうで、一箱あたり380グラム、カロリーは100gあたり363kcalです。ということはカロリーは、全体で見ると1380kcalぐらいですか。価格は1250円です。

早くかぶりつきたいところなのですが、こちらの商品はコチコチに冷凍されている状態で宅配されるので、食べる前にしばらく冷蔵庫に入れて解凍する必要があるんですよ。つまり「食べる前に準備が必要」なわけですが、でもそのおかげもあって、「どの程度まで柔らかくするか」を自分で調整できるというわけなのです。いいぞいいぞ……ということで、まずは説明書にある通り、40分ほど解凍してみました。

箱から出してみますと……「こりゃあチョコレートのレンガブロックやー! 」と思わず筆者の心の中のグルメリポーターが叫んでしまうビジュアルでございますね。なかなかの存在感じゃないですか?

カットしてみますと……おおーいいじゃん! スポンジとチョコレートクリームの層ができていますね。鼻を近づけると、ほんのりココアのいい香りがします。美味しそうすぎる、早く食べさせてくれ……と思うところですが、ここからさらに冷蔵庫で食べ頃になるまで解凍するのがおすすめとのことなので、もう少しだけ待ってみようと思います。ガマンだガマン……。

○実食っ!

では準備ができたので、まずは、アイスクリームらしさが残っていると思われる、合計の解凍時間が約1時間の「半解凍」状態で食べてみましょう。

食べてみますと……わわわっ、サクサクなチョコアイスの食感と、ふわふわスポンジのマリアージュが良い感じ! それとケーキ周囲をコーティングしているベルギーチョコがかなり濃厚でうまいです。これは普段なかなか食べられない食感なので、子どもも喜びそうだぞ。

続いては、合計で2時間ほど冷蔵庫に入れておいた「完全解凍」の状態をいってみましょう。食べてみますと……あーっ、これはチョコクリームの濃厚さが際立つ味わい。周囲をコーティングしているチョコもしっかり柔らかくなって、よりまったりとした舌触りになっていますね。なるほどなるほど、これは確かに人気なの分かるわ。完全解凍ならそこまでタイミングがシビアではないので、クリパでも出しやすいかもしれません。

○まとめ

食べる前にあれこれ準備が必要になるので「早く食べさせてくれ」とソワソワする人もおられるかもしれませんが、そこを乗り越えれば色々な食感を味わえる、なんとも奥深いケーキだと思います。何度か食べながら自分なりの“ベスト解凍時間”を導き出せたりすると良いかもしれません。パーティで出せばいつもとは違う特別感を楽しめそうですし。

パルシステムのWebサイトによれば、おいしさのあまりお客さんからお礼の手紙が届いたこともあるほどの人気ケーキとのことなので、気になる人はチェックしてみると幸せになれそうです。

増田 ますだ ネットニュースのライター・編集者。上手すぎるイラストで日々感じたことやできごとをインスタグラムで漫画にしています。 この著者の記事一覧はこちら

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