愛知県の障害者のグループホームが食材費を過大に徴収していた問題で、県は実態を把握するため、関係する自治体と協議会を開きました。
障害者グループホーム運営の「恵」問題受けて愛知県と関係自治体…の画像はこちら >>
愛知県を中心に障害者のグループホームを全国で展開する「恵」は、利用者から食材費を過大に徴収していたことが発覚し、県は経済的虐待の疑いで監査を実施しています。恵は愛知県内で27か所のグループホームを運営していて、県は関係する市と情報共有や連携を強化する必要があると判断し、20日、協議会の初会合を開きました。会合では、利用者の多くが知的障害者であることや、問題の発覚後に退所した人もいるなど不安が広がっていることを確認しました。県は今後、行き場をなくした障害者への支援策についても検討する方針です。