テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は21日、2025年4月開催予定の大阪・関西万博にかかる国費の総額を巡り、政府は最大で計1647億円と公表したことを特集した。
内訳は既に判明している会場整備費の国の負担分が783億円、パビリオン「日本館」の建設費用などの国負担が837億円、万博誘致などにかかった費用が27億円としている。
関連費用の全体像も試算した。国や自治体、民間などのインフラ整備事業などで約9兆7千億円、「空飛ぶクルマ」など万博で計画されている実証事業に約3兆4千億円とした。
番組では、万博で運行予定の「空飛ぶクルマ」が飛行する映像を放送。大阪府の吉村洋文知事は「ヘリのように大掛かりでない」など自身のSNSで大絶賛したが、ネットでは「どう見ても車じゃない。ただのヘリコプターですね」などの声もあがっていることを伝えた。
映像を見た司会の羽鳥慎一アナウンサーは「ヘリコプターでしたね」と指摘。これにコメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「完全に電動ヘリコプターですよね」と応じた。
これに羽鳥アナは「そうですね…空飛ぶクルマ…う~ん?」と絶句し「あんまり1個1個文句つけてもアレですけど」とまとめていた。