元タレントの坂口杏里とその元夫の福島進一の“泥沼離婚”。元夫の福島氏の言い分は12月19日に報じた通りだが、その直後、坂口本人から記者の元に「あの記事の内容は自分を正当化しすぎでひどいです!」と反論があった。坂口にその言い分を聞いた
坂口から連絡が入ったのは福島氏の記事が公開された数時間後のこと。本人から以下のようなLINEが来た。「福島の記事読みましたが福島めちゃくちゃ自分正当化してる記事で笑いました!」「彼は大事なことを話してません」「赤裸々に全て真相をお話しします」翌日、坂口が指定した都内のファミリーレストランで話を聞いた。
「彼は大事なことを話してません」と訴える坂口(撮影/集英社オンライン)
――一体、どんな部分に自分を正当化していると感じたのでしょうか?坂口杏里(以下、同) まず、福島が新築の一軒家に突っ込む単独事故を起こしたとき、彼は警察に「杏里に酒を飲まされてバイクに乗ってしまった」などと証言していたようだし、記事でも「杏里の晩酌に付き合った」と言ってましたが、そんなことはありません。彼は自ら酒を飲んでいました。ハイボールの缶とストロング缶をそれぞれ2本ずつとジャックダニエルの小瓶を二人で半分飲んだ後、いきなり怒鳴り始めたんです。――どのように怒鳴り始めたんですか。「どうせホンモノの男がいいんだろー!」と。何をいきなり言い出すんだと思い「そんなことないよ」「何言ってるの」となだめようとしましたが「俺に対し悪いと思うなら土下座しろ!」と言われ「はいはい」と正座したら「頭つけて謝れ」と言うので頭をつけたら、その上からバシンバシンと頭を叩かれました。その後、福島はヘルメットを掴んで外に出ようとしたので「え、飲酒運転だよ、やめなよ」と制止したにも関わらず振り切ってバイクで走り去って行きました。数分後、救急隊員から「元奥さんですか。福島進一さんが単独事故を起こしました」と連絡がありました。
福島進一氏(撮影/集英社オンライン)
――連絡をいただいた際、杏里さんは「彼は大事なことを話してません」とおっしゃいましたが、福島氏が我々に話していない“大事なこと”とは何でしょう?彼は左の靭帯を切っただけでなく右足も負傷したので、そこから1ヶ月間、4、5回ほど通院した医療費代と、タクシー移動費や食費などの約10万円ほどを私が立て替えて払いましたが、いまだに返済はありません。また、自宅で休養中は足の回復が早まるようにと栄養バランスを考えた手料理をだしていたのですが、福島はそれが当たり前かのような振る舞いをしていました。――どのような振る舞いでしょうか。「あれ取って」「これ買ってきて」と私を小間使いにし、感謝がおざなりなんです。私も毎日、福島の世話で疲れていたのでイライラして「これが当たり前だと思ってない?」と言ったら「じゃあ、救急隊員からの電話に出なければよかったじゃん!」と逆ギレ。そうかと思えば「杏里がいなくなると思うと怖い」と泣いたり。さすがに付き合いきれないと思い、家を飛び出しました。
坂口が福島氏に作った手料理
――その後、どうしたのでしょうか?「今までありがとう、さようなら」とLINEして、ブロックしました。同時に、電話番号を着信拒否してInstagramなどもブロックしました。完全に別れました。――医療費など、立て替えていたお金を返してもらおうなどとは思わないのですか。彼に10万円ものお金の返済能力はないし、払った時点で返ってこないものと思ってましたので、もう諦めてます。でも私が何よりも許せないのは、単独事故を起こしたお宅にお詫びの挨拶に行く際、自ら買った菓子折りではなく、人からもらったお土産をそのまま持っていこうとしたことです。人としてその感覚があり得ない、この人と別れてよかったと改めて思いました。――福島氏は「本音を言えばまだ杏里が好き」と言ってましたが、杏里さんのお気持ちはどうなのでしょうか。いやいや、なんもないです。嫌いとまでは言いませんが、2度と関わり合いたくないです。私のほうこそ、福島進一を断捨離ですよ。あとやっぱり、そろそろ私の名前を使ってインタビューを受けたりするのもやめてほしいですね。――再びフリーとなりましたが、クリスマスや年末年始はどう過ごされるのですか。女友達とや男友達4、5人で一緒にクリパ(クリスマスパーティー)するのと、同じメンバーで年越しして初詣いきます。
坂口杏里(撮影/集英社オンライン)
まだ未練ありげな福島氏とは違い、きっぱりと人間関係の断捨離を宣言した坂口氏。「次にお付き合いする人は慎重に選びたいと思います」と前を向いていた。年末といえば大掃除。一方の福島氏は坂口との関係を断捨離できるのか。取材・文・撮影/河合桃子集英社オンライン編集部ニュース班