【秋葉原】人気アニメキャラの屋外広告に強烈な「違和感」 一人…の画像はこちら >>
オタクの聖地である東京・秋葉原駅前に16日、キュートなアニメキャラたちの屋外広告が複数登場。ファンの注目を集める一方で、攻撃力ゲキ高な「グレート-O-カーン」(以下、オーカーン)のデザインが強烈な存在感を放っている。
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JR秋葉原駅の電気街口改札を出て右折すると現れる円柱状の「シリンダー広告」。
アニメやゲーム、さらにはグッズなどの広告が時期ごとに掲出され、目の高さにある看板として来訪者たちの人気撮影スポットとなっている。
16日に登場したのは、キャラグッズ専門ショップ「ジーストア」の広告で、今回は『冴えない彼女の育てかた』のヒロイン・加藤恵や、同じく『ソードアート・オンライン』アスナ、『ラブライブ!』のミナリンスキー(南ことり)など、人気作のキャラたちがメイド姿で勢ぞろいした。
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しかし、一つだけ明らかに異質なオーラを発するデザインのものがあった。それが新日本プロレス所属のヒールレスラー・オーカーンの勇ましい姿がプリントされた実写広告である。
「余の庭へようこそ!」とつづってあるその横には、遙か遠くを見る彼の写真があり、その眼光は鋭くまるで魔除けのようだ。なぜ一つだけ武力99になっちゃったのか…。
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オーカーンはモンゴルの英雄であるチンギス・カンを思わせる風貌と、鍛え上げられた体躯で高い人気を誇るレスラー。自分のことを「余」と呼び、自身のファンを「帝国民」、ファン以外を「愚民」と吐き捨てる傍若無人な性格の持ち主だが、2022年4月、暴漢から連れ去られそうになっている女児を駅構内で救うなど、心優しい一面も持っている。…なおその後、警察から授与された感謝状入りの額縁を武器や盾にしてライバルレスラーと闘った。
一方で、彼が住む帝国の“王宮”にはアニメDVDやゲームソフト、コミックが山のようになっているという情報もあり、至るところで見え隠れするアキバ好きな一面から「世界最強のオタク」と称するファンも少なくない。
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そんなオーカーン、じつは今年ジーストアの公式アンバサダーに就任している。今回の広告はそのプロジェクトの一環で、同日には秋葉原内でトークショーも開催していたのだ。
ネットではそんなオタクの味方・オーカーンの広告を見て、「ついにアキバが帝国の領土入りか」「オーカーン様のサブカルの聖地支配キターッ」「秋葉原まだ大丈夫だな」「かわいいなぁ…」と絶賛する声が相次いでいる。今日も秋葉原は平和である。