LENDEは12月13日、会社員に向けて実施した年末調整と確定申告に関する調査の結果を発表した。調査は11月30日~12月1日、20代~50代の男女1,110人を対象に行われた。
まず、12月1日時点での年末調整の進捗状況を聞いたところ、「既に行った」は64.1%となった。「行う予定はない(対象にならないので不要)」という回答も9.5%見られている。
年末調整がどのようなものか理解できているか尋ねると、「完璧に理解している」は15.6%、「理解している」は62.8%となり、約5人に1人が、十分に理解していない事が分かった。
源泉徴収についても、「完璧に理解している」が17.1%、「ある程度理解している」が63.1%となっており、年末調整の理解度と近い結果になっている。
次に、現在勤めている会社での副業の扱いについて聞いたところ、半数に近い44.4%が「禁止されている」と回答した。副業または給与の他に収入があるという人は23.8%となっている。
確定申告については、41.1%が「する予定」と回答。確定申告をする理由としては、「ふるさと納税をしているから」が37.6%で最も多く、次いで「医療控除を受けるため」が37.0%、「保険の控除があるから」が16.3%で続いた。
そのほかには、「投資益があるから」(14.8%)や「副業の所得が20万円を超えているから」(14.1%)、「2か所以上から給与をもらっているから」(13.5%)といった、給与所得以外の収入にまつわる理由も挙げられている。
会社員として収入を上げるために実践している事については、役職を上げる、資格やスキルを取得して副業としてダブルインカムにする、投資にて収入を得るなど、様々な意見が寄せられている。
また、現在投資をしているか聞いてみると、47.2%が「している」と回答した。