食卓で余ったご飯を保存する際、ご飯をラップで包んで冷凍していますか。
冷凍することで日持ちするうえに、ストックしておけば、ご飯を炊き忘れてしまった時に電子レンジで解凍すれば食べられます。
しかし、冷凍ご飯を解凍した際に、開け口がなかなか見当たらなくて困った経験はありませんか。
食品用ラップの『クレラップ』でおなじみの株式会社クレハ(krewrap_kureha)がInstagramにて、開け口がすぐに分かるご飯の上手な冷凍保存の方法を教えてくれました。
1.ご飯を平たい状態でラップの中央に置く。
2.手前側のラップを折りたたむ際に、端を1~2cm外側へ折り返す。
3.反対側も同様に、ラップの端を1~2cm外側へ折り返す。この時、折り返した端が重なるように包む。
4.ご飯が乗っていない部分を両手で押して、空気を抜く。
5.左右の余ったラップの部分も、1~2cm外側へ折り返してたたむ。
上記の方法で冷凍したご飯を電子レンジで解凍する際、折り返した部分が上になるように置いて解凍してください。すると、折り返した部分がふわっと開いて、簡単に開け口が分かるようになります。
冷凍ご飯は、パサパサして苦手な人も多いのではないでしょうか。おいしく冷凍できるコツも一緒にご紹介します。
まずは、ご飯を炊き立ての熱い状態のうちに冷凍保存することです。
炊きたてのご飯がおいしいのは、米の中にあるデンプンが水分を含んで膨張して、ふっくらとやわらかい状態になっています。
しかし、時間が経ってご飯が冷めてしまうと、水分が抜けてご飯が固くなってしまうのです。最近の冷凍庫には、急速冷凍機能が備え付けてあるものも多いため、急速冷凍を使用したり、熱伝導率がいいアルミトレーの上に置いたりして冷凍してください。
より早く冷凍できるとデンプンの老化を防ぐことができて、解凍後もおいしく食べることができます。
もう1つのコツは、ラップで包んだご飯をさらにチャック付きポリ袋に入れて冷凍する方法です。
チャック付きポリ袋に入れて冷凍保存しておけば、空気に触れることや、冷凍庫内の臭い移りなどを防げるため、よりおいしい冷凍ご飯が食べられます。
チャック付きポリ袋に入れる際は、空気をしっかりと抜くことと、重なり合わないように注意してください。ご飯とご飯が重なっていると、冷凍が完了するまでに時間がかかってしまいます。
日本人の日々の食卓にかかせないご飯。よりおいしく食べるためにも、ご飯の開け口がすぐにわかるラップの包み方や、おいしく冷凍するコツをぜひ実践してみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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[文・構成/grape編集部]