北海道 日本海上にポーラーロウ発生 猛吹雪や局地的な大雪の恐れ

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今日(17日)の北海道付近は、局地的に雪の降り方が強まったり、非常に強い風を伴って猛吹雪となっている所があります。昼頃には上空に強い寒気が流れ込んだ影響で日本海上にはポーラーロウと呼ばれる小さな低気圧が発生しているとみられ、発達した雪雲が見られるようになっています。午後はこの雪雲が道内に流れ込み、局地的に雪の降り方が強まる恐れがあります。引き続き見通しの全くきかない猛吹雪に警戒し、大雪にも注意が必要です。
日本海上にはポーラーロウ(小低気圧)

今日の北海道付近は、低気圧がオホーツク海にあり、発達を続け、気圧の傾きが大きくなっています。このため、正午までの12時間で降った雪の量は、宗谷地方の中頓別で最も多く37cmとなりました。その他も宗谷地方の歌登、紋別地方の雄武で26cmなど、オホーツク海側を中心に雪の降り方が強まりました。沿岸を中心に最大風速20メートル前後の暴風となっている所もありました。昼前には北海道の西海上に、ポーラーロウや極低気圧、小低気圧などと呼ばれる、衛星画像で見ると明瞭な渦を巻いた雲の列があり、ゆっくりと北海道に接近しています。この低気圧の上空約5000メートルにはマイナス42℃以下の非常に強い寒気があり、夜には北海道付近に流れ込む見込みです。ポーラーロウは局地的に短時間で強い雪をもたらしたり、強い風を伴うこともあります。引き続き日本海側の沿岸を中心に猛吹雪や吹きだまりによる交通障害に警戒し、大雪にも注意が必要です。

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