伊勢の伝統食品「伊勢たくあん」 下ごしらえの天日干し

三重県伊勢市で伝統食品「伊勢たくあん」を作るための天日干しが行われています。「伊勢たくあん」は旧御薗(みその)村・現在の伊勢市で栽培されていたものを品種改良した「御薗大根」から作られ、三重ブランドにも認定されています。かつては、多くの農家も副業としてたくあんを作っていましたが現在伊勢たくあんを作っているのは僅か2軒で、17日は漬物店「林商店」の前で御薗大根の天日干しが始まりました。
3000本の御薗大根は高さ3メートル長さ40メートルの「はさ」と呼ばれる木組みにかけられ、寒風に2週間ほどさらして乾燥させます。その後、米ぬかと塩やナスの葉などを敷いたぬか床の中で2年から3年ほど発酵させ伝統の「伊勢たくあん」が出来上がります。

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