花見シーズンに餌を求めてカラスが増加 花見客「めっちゃ怖かった」 特定の人を記憶し執拗に襲いかかる性質…被害にあった人も 名古屋

花見シーズン真っ只中。名古屋を代表するお花見スポット鶴舞公園は…人、人、人の大賑わい!ところが、にぎやかな人々の周りに目をやると…カラス、カラス、カラスの姿が!公園にいる人も異変を感じているようで…。(来園者)「(Q:(カラス)最近増えました?)増えた!」(清掃スタッフ)「この公園はけっこういます」(公園の警備員)「(カラスって多いですか?)多いんだわ。この前警戒警報を出して、巡回2かいくらいやった」(来園者)「来た、来た、来た、来た…」
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一体なぜこの時季にカラスの姿が増えるのか?専門家に聞いてみると…。(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)「この時季、特に4月に入るとカラスは子育てが始まります。ひなの餌探しや餌運びなどで、活発になります」
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そのため、グルメを楽しむ花見客の様子をうかがったかと思えば、徐々に人に近づいて落ちている食べ物をつまみ食いする姿も。
(花見客)「怖いなと思いながら食べてました。全然知らなくて、着いてから気付いて」「めっちゃ怖かった」「見ないようにして、こっち寄ってこないで。いつの間にかいなくなった」
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(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)「攻撃して奪い取ることはない。弁当を脇に置いた瞬間を見逃さず、スッと降りてきておかずをつまむ。こずるい手を使う」しかし、エサを狙うだけではなく、この時季になると人を攻撃するケースもあるといいます。
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(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)「親鳥は子を安全に育てるために、ものすごく神経質になる。ひなに危険を及ぼしそうな人物とみて威嚇してきたりする。この時季によく見られる」この春、実際に被害に遭った人は・・・?(鶴舞公園整備運営事業共同事業体 高須賀直樹 副所長)「後ろからバサッっと。一瞬乗ったような感じ。」
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そう語るのは、鶴舞公園の維持管理に携わるこの男性。先月末から公園の一角にある林を通るたび、頻繁にカラスに襲われるようになったといいます。
(鶴舞公園整備運営事業共同事業体 高須賀直樹 副所長)「一緒にいない方がいい。やられますよ」同じ人物をカラスが何度も襲うことがあるのか?その場所に案内してもらうと…。突如として低空飛行で現れ、男性の顔を目掛けて勢いよく襲いかかるカラス。
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(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)「ナーバスの極致に至ってる。神経質の度合いも頂点に達している。ひなに危険を及ぼす人物に見えている」(鶴舞公園整備運営事業共同事業体 高須賀直樹 副所長)「絶対に俺に来る。なんか悪いことしたかな?怖っ!」
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何かのきっかけで一度でも敵と判断されてしまうとカラスは特定の人物を記憶し、執拗に襲いかかる性質があるというのです。(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)「鳥の中では、かなり知能が発達している。服装を変えようが、マスクをしようが特定の個人を判断できる。それだけ知能が発達しているといえる」鶴舞公園では、このような被害が出ないよう注意を呼びかけるコーンを設置するなど、対策を進めています。
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