ゴボウを保存するなら用意して! 長持ちさせる方法に「次から絶対やる」

食物繊維を豊富に含むゴボウは、健康効果を期待できる野菜として注目されています。
便秘に悩まされがちな人や腸活に興味がある人にとって、非常に魅力的な食材といえるでしょう。
そんなゴボウを購入した時、どう保存すればいいのか悩んだ経験はありませんか。
オイシックス・ラ・大地株式会社が運営する、食品宅配サービス『らでぃっしゅぼーや』のウェブサイトより、気になるポイントを解説します。
基本の保存方法からおいしさや栄養を守るためのポイントまで幅広く紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※写真はイメージ
購入したゴボウは、冷蔵または冷凍で保存するのがおすすめです。具体的な方法は以下を参考にしてみてください。
乾燥しないように新聞紙に包んだあとポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存して下さい。ささがきや千切りにしゆがいて冷凍すると、すぐに使えて便利です。
らでぃっしゅぼーや ーより引用
冷蔵保存する場合に、欠かせないのが新聞紙です。土の中で育つゴボウは、乾燥に弱い特性を持ちます。乾燥させないための対策を怠らないようにしましょう。
またゴボウを保存する際に注目したいのが、泥付きかどうかです。泥付きゴボウは冷暗所で保管できますが、水で洗った状態のものは冷蔵庫で保存します。
泥付きのまま売られているゴボウは、洗わずそのまま保存したほうが長持ちするでしょう。
すでに洗ってしまったゴボウや泥を落とした状態で販売されているものは、らでぃっしゅぼーやのウェブサイトが伝えているとおり、加工した状態で冷凍するのがおすすめです。
ゴボウは、アクが強い根菜です。「ていねいにアク抜きしなければ…」と思いがちですが、取り除かなくても特に問題はありません。
むしろ、アクを取り除こうとした結果、栄養が失われるケースもあるので注意してください。
水にさらす場合は5分以内に抑え、風味が飛ぶのを防ぎましょう。また、丁寧にタワシでこすればそのままでもお使いいただけます。切り口が輪状に赤茶色になっているのは赤ワインなどにも含まれるポリフェノールです。ごぼうが本来持つ色素ですのでご安心ください。
らでぃっしゅぼーや ーより引用
抗酸化作用で知られるポリフェノールは、ゴボウの魅力の1つです。水にさらす時間を最小限にとどめれば、過度な流出を防げるでしょう。
また中心部分よりも皮の近くに多く含まれているため、きれいに洗って皮付きのまま調理するのがおすすめです。
水にさらさないまま調理すると、ゴボウの色味は黒く変色します。醤油や味噌で味付けをする場合、色味の変化はほとんど気にならないでしょう。
白く仕上げたい時のみ、特別に水にさらすようにしてみてください。
ゴボウを長時間水にさらすと、栄養だけではなくゴボウ特有の豊かな風味も飛んでいってしまいます。
ゴボウの下ごしらえについて、あらためて見直してみるのもおすすめですよ。
きんぴらゴボウに筑前煮、サラダに豚汁など、さまざまな料理に使えるゴボウ。大量購入した時も、正しい保存方法を知っていれば安心です。
肉や魚と組み合わせて、ボリューム感のあるメニューを楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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