3月24日、新潟市で新潟大学の卒業式が行われました。人生の節目を迎えた卒業生たちは春から新たなステージへはばたきます。
【長谷川珠子アナウンサー】
「新潟大学の卒業式、会場には多くの卒業生が華やかな衣装を身にまとい集まっています。学生生活最後の瞬間を同級生と笑顔で噛みしめます」
会場の朱鷺メッセで、すがすがしい表情を見せる卒業生たち。
【新潟大学 牛木辰男 学長】
「目まぐるしく移り変わった期間を乗り越えて、晴れて卒業式を迎えられて、その感慨はひとしおだと思う」
新型コロナウイルスの影響で入学から1年半はリモート授業となるなど、制限のある学生生活を強いられました。
【卒業生】
「新型コロナで入学式はみんなでできなかったが、最後はこうして集まって卒業できてうれしい」
最後は仲間と一緒に喜びを分かち合います。
【卒業生(体操競技部)】
「内村航平のような、しなやかさを持った人間になりたい」
日本酒サークルで活動してきた卒業生は…
【卒業生(日本酒サークル)】
「将来的には酒造りをやりたい。日本酒に溺れないように、勉強を頑張ってやっていきたい」
一方、親子3世代で卒業の喜びをかみしめる家族の姿も…
【卒業生の母親】
「とてもうれしい。もう泣いてしまいそう。自分の好きなことを好きなように、人生を生きてほしい」
祖母や母の支えに感謝し、春からは社会人としての一歩を踏み出します。
【卒業生】
「働きながらも、自分の好きなことをやっていける社会人になりたい」
新潟大学の今年度の卒業生は3018人で、学部生の就職内定率は92.7%となっています。