第四北越フィナンシャルグループと群馬県の地銀・群馬銀行は3月17日、「経営統合を含めた経営戦略について検討を行っている」と発表しました。
「経営統合を含めた経営戦略について検討を行っております」
17日、それぞれコメントを発表した第四北越フィナンシャルグループと群馬銀行。
一方で、第四北越フィナンシャルグループはNSTの取材に対して、「特定の銀行との話ではない」とコメントしています。
2021年に第四銀行と北越銀行が合併して誕生した第四北越銀行。
再び経営統合の話が浮上したことについて、地域経済に詳しい栗井英大教授は…
【長岡大学 栗井英大 教授】
「これまでの経営統合は、生き残りを図るためのものが多かったと思うが、今回の経営統合は生き残りだけでなく、今後の成長に向けた戦略を推進するためのウエイトが高いのかなという気がする」
第四銀行と北越銀行の合併では支店の統廃合などが進み、コスト削減効果が高かった一方で、県をまたぐ地銀同士の経営統合はコスト削減効果よりも利益の拡大や専門人材の育成などのメリットが大きいと言います。
すでに2021年に両行のノウハウの相互活用などを目的とした連携協定を結んでいる両行。
預金残高は第四北越銀行が8兆7000億円、群馬銀行が8兆3000億円で仮に経営統合すれば、全国でも有数の地銀グループとなります。
日本銀行が政策金利を引き上げたことで“金利のある世界”となる中、今後の地銀をめぐる動きについて栗井教授は…
【長岡大学 栗井英大 教授】
「本店が存在する都道府県だけでなく、広域的な展開をしていくことで成長戦略を描く銀行が出てくることは想像できる」
第四北越フィナンシャルグループの経営統合の行方や地銀をめぐる今後の動きに注目です。