3月11日午後、新潟県湯沢町でバックカントリースキーをしていた50代の男性が一時遭難し、12日朝、県の防災ヘリによって救助されました。
一時遭難したのは、湯沢町に住む50代の男性です。
男性は11日、知人3人とともに湯沢町の仙ノ倉山でバックカントリースキーをしていたところ、転倒して足をケガしました。
自力での下山が困難になったことから、一緒にバックカントリースキーをしていた知人が消防に通報し、救助を要請。男性以外の3人は自力で下山しました。
県警は11日、群馬県の応援を得て、ヘリでの救助を試みましたが、天候不良により捜索を断念。
12日朝、捜索を再開し、午前7時半前に県の防災ヘリが男性を救助しました。
男性は病院に運ばれ、右足を骨折した疑いがありますが、命に別条はないということです。
警察によりますと、今回入山した4人は登山届を提出しておらず、警察は山に入るときは登山届を提出するほか、山を知っている人と入山すること、また、雪山用の装備をするなど注意を呼びかけています。