三重県亀山市、東名阪自動車道の亀山ジャンクション付近。多くのスギの木が植えられていますが、一部の枝は黄色っぽくなっていて、いつ花粉が飛んでもおかしくない状態に。
スギ花粉 “外出を避けた方がよいレベル”に 医師「今から1週…の画像はこちら >>
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スギ花粉は、数十キロから数百キロ飛散すると言われています。スギの木の枝先を、よく見てみると…(桜沢信司気象予報士)「近くで見ると雄花が沢山ついてるのがわかります。この1つ1つのツブにうろこが重なり合っているようになっていますね。雄花は開いています」
この雄花1つぶから約40万個という花粉が出てくるのです。
きょうは時折、強い風が吹くと花粉が煙のように舞い上がっていました。きょう取材した場所のスギの木は、雄花のほとんどが開いた状態になっていました。
それでは、実際に花粉はどれくらい観測されているのでしょうか?
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三重県津市にある「ゆたクリニック」では病院の屋上に観測器を設置し、プレパラートの上についたスギ花粉が一日に何個飛んだのかを毎日計測して、診療に役立てています。
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(ゆたクリニック 湯田厚司 院長)「きょう午前中だけで(1平方センチあたり)500個。めちゃくちゃ飛んでいる」環境省によりますと、1平方センチあたり100個以上の花粉は、外出を避けた方がよいというレベル。それをはるかに上回る数が午前中だけで飛んでいるということです。
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(ゆたクリニック 湯田厚司 院長)「今から1週間、10日が一番きつい時期。暴風・台風のように『傘をさしても、ぬれます』というのと同じ状況。(花粉飛散量が多い日は)家にこもるしかない」