【南風原】南風原町内の中古車販売店の水道工事を担当した那覇市の水道業者が、昨年４月中旬から今年２月末までの水道料金計１２万７８１３円を南部水道企業団に支払っていなかったことが３日、分かった。業者は改装中の販売店の建物が完成するまでの間、工事などで使われる水道料金を支払う立場にあったが、企業団の催促に応じず、工事施工会社や完工後に開店した販売店に無断使用させていた。
水道業者は３月末までに全額支払う意向を示し、本紙の取材に「人手不足で催促に応じられなかった。今後は誠実に対応する」と謝罪。企業団も「無断使用が発覚した時点で水を止め、販売店にも知らせるべきだった」と釈明した。
企業団によると、業者は昨年２月、建物完成までの臨時的な給水申請書を提出。設計に不具合があるとして企業団に保留とされたが、不具合を直さず手続きを放置した。
同年４月に企業団の委託検針員が「水道が無断使用されている」と報告した。那覇市の水道業者、料金12万円を未払い 施工会社や工事主に無…の画像はこちら >>