連合千葉は１日、千葉市中央公園（同市中央区）で春闘総決起集会を開いた。永富博之会長はあいさつで「働く者の賃上げが日本経済の好循環の原動力。連合がそのけん引役となる」と訴えた。
永富会長は昨年の春闘で３３年ぶりとなる５％台の賃上げが実現したことに触れ「ようやく賃上げが当たり前になってきた。これまでの賃上げの流れを逆戻りさせないための瀬戸際だ」と強調した。
立憲民主党の奥野総一郎衆院議員や国民民主党の岡野純子衆院議員らも連帯のあいさつをした。決起集会には組合員ら約１８００人（主催者発表）が出席した。
集会終了後には市内をデモ行進し「非正規労働者に一時金を支給しろ」「長時間労働を撲滅するぞ」などと参加者が声を上げてアピールした。