日本テレビ系情報番組「シューイチ」(日曜・午前7時半)が2日に生放送され、米国のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の決裂した首脳会談について報じた。
会談は2月28日(日本時間1日)に米ホワイトハウスで行われた。当初は笑顔も見られた2人だったが、ロシア侵攻についての意見の食い違いからだんだんとヒートアップ。報道陣の前で激しい口論となったことを映像とともに伝えた。
これにMCの中山秀征は「これはちょっと驚きましたね。この映像をこんなに長く会談を見るのはなかなかないじゃないですか」と元NHKワシントン支局長で、外交ジャーナリストの手嶋龍一さんに語りかけた。手嶋さんは「普通の外交交渉というのは両外交トップがしっかりとシナリオを用意して、冒頭は3分くらいカメラ撮りをして事実的な会談に入る。これは40分くらいにわたって公開している。しかも途中で両首脳にメディアが割って入って質問ができるという。すべての定石に反する会談。私は長く外交自身を担当してきましたがこのような異例でまったく途方もない会談は見たことがありません」と見解を述べた。
中山は「まさに膝をつき合わせてここまでの激論になるとは誰が予想したでしょう」と語っていた。