タレントの重盛さと美が28日、映画「BETTER MAN/ベター・マン」(3月28日公開)宣伝アンバサダー就任イベントに出席した。
同作は「グレイテスト・ショーマン」で世界を魅了したマイケル・グレイシー監督の最新作。世界的ポップスターであるロビー・ウィリアムスがサルの姿で描かれる同作は、幻想的なビジュアルと感動的な音楽で作り出す、ミュージカルエンターテインメント作品だ。
初の映画アンバサダー就任となった重盛は、「2日前に聞いて、『なんだそれは!?』と思ったんですけど、すごくいい映画で私が宣伝しなくても人気になると思いました(笑い)最後までドッキリだと思っていました。今もまだ信じてない」とドッキリの疑いをぬぐいきれず、「サルが主人公の映画だから、きっとどこかで(ナインティナインの)岡村(隆史)さんが出てくるんだろうなと思っててたから…あ、『めちゃイケ』じゃないんだと思いました」とあたりを見回していた。
また、作品でぐっときたポイントについては「やっぱりおばあちゃんとの絆。(作中の)おばあちゃんが認知症っぽい感じが描かれてたじゃないですか。私のお父さんが最近認知症っぽくて、まったく同じような感じ。家族がとまどって、とまどう家族に本人もとまどって…そういうところが重なりました」と明かし、ロビーの活動を応援するおばあちゃんに重ね、「私もお父さんが『きつくなったら芸能界やめていいから』と言ってくれてたので、『きつくなったらやめたらいいか』と思いながらなんとか楽しくやってこれました」と自身の芸能生活を振り返った。
同作については「芸能界で表に出ようと思ってる方は、売れてもあんまり羽目を外し過ぎず、恋愛もほどほどにしたほうがいいんじゃないかなと反面教師になるシーンもある。スターの光と影がリアルに出ている作品だと思う」と語った。