新潟市議会の代表質問で新潟市中央区にある西堀ローサの今後の活用方法について問われた中原市長は「市に将来の活用を考える責任がある」としながらも、具体的な活用策は今後の検討課題としています。
2月25日の新潟市議会の代表質問で議題に上がったのは…
【翔政会 古泉幸一 市議】
「西堀ローサを利用するなら、市が責任を持って設備投資をし、老朽化対策をしていくべきだと要望いたします。市はどのように活用するのが適切だと思うのか」
3月末で全てのテナントが退去する西堀ローサの今後について。
経営不振により運営会社の解散が決まり、新潟市が取得することになっていますが、西堀ローサの一つ下のフロアにある地下駐車場も今年5月からの休止が発表されていて、周辺への影響が続いています。
中原市長は、西堀ローサは「公共性がある施設だ」との認識を示した上で…
【新潟市 中原八一 市長】
「将来の活用を考える責任があると考えている」
こう話す一方で、活用の方向性は示されず、民間業者などと具体策の検討を続けると話すにとどめています。
三越跡地の再開発、そして西堀ローサの活用など古町地区の活性化に向けては、大きな課題が横たわったままです。