【浦添】県内最大級のウオーキングイベント「第22回てだこウォーク2025」が15日、浦添市の浦添カルチャーパーク内てだこ広場を発着点に開かれた。2~20キロの6コースに約5800人が参加。思い思いのペースで歩きながら「てだこ(太陽)のまち」の自然や名所旧跡、街並みを楽しんだ。
主催は、てだこの都市・浦添「あまくま歩っちゅん浪漫ウォーク」実行委員会、市、市教育委員会、共催は沖縄タイムス社など。昨年から、2日を1日開催にした。
家族3人で20キロコースに挑戦した浦添市立港川小1年の砂川恵来(めぐる)さん(6)は「上り坂がきついけど楽しい」と笑顔。母花英手(かえで)さん(36)と父邦彰さん(38)は、昨年は家族で10キロ、一昨年は5キロに参加したと話し「毎年歩く距離が変わって子どもの成長が分かるので楽しい」と目を細めた。
市内から親子で初参加の喜屋武貴子さん(62)と睦美さん(31)は米軍キャンプ・キンザーを通る10キロにエントリー。「キンザーから見る海がすごくきれいだった。歩いて見る街はどこか懐かしくて、新鮮な感じがした」と満足そうだった。
少年野球「神森ロイヤルズ」チームで参加した同市立神森小2年の具志堅用星さん(7)は「クイズの答えを考えたりしながら歩いた」。キャプテンで同小6年の與座侑馬さん(12)は「仲間といろいろ話せ、チームワークが高まったかも。また出たい」と話した。
ごみを拾いながら歩くクリーンウォーク(2キロ)や浦添の夜景が楽しめるナイトコース(4・5キロ)もあった。(浦添西原担当・新垣玲央)浦添市の自然や名所満喫 沖縄最大級のウオーキングイベント「て…の画像はこちら >>