琉球銀行、物価高を受け初任給を1万9千円引き上げ 2026年入行から 大卒・短大卒・高卒の支給額は?

琉球銀行(島袋健頭取)は14日、2026年4月入行者の初任給を1万9千円引き上げると発表した。大学・大学院卒は23万円(9・0%増)、短大・専門学校卒は19万5500円(10・7%増)、高校卒は18万5500円(11・4%増)となる。物価上昇や全国的な賃上げの流れなどを踏まえた。
これまで、基本給を底上げするベースアップ(ベア)が決まる4月に、併せて同年度の初任給引き上げを発表していたが、1年前倒しで発表することで優秀な人材の確保につなげたい考え。26年の入行者数は未定だが、例年80人程度を採用している。
同行は24年度に5千~7千円を引き上げ、25年度は検討中。担当者は「人的資本投資に積極的に取り組むことで、モチベーションやエンゲージメント(会社への貢献意欲)の高い組織を目指し、企業価値の向上に努める」としている。
沖縄銀行も同額の引き上げを発表している。琉球銀行、物価高を受け初任給を1万9千円引き上げ 2026年…の画像はこちら >>

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