先週は今シーズン“最強最長寒波”の影響で、日本海側だけでなく、太平洋側でも雪が降り、名古屋では最大で1㎝の積雪となりました。
“強烈寒波”居座り…近畿・東海なども大雪か 2月だけで“10…の画像はこちら >>
太平洋側は少しの雪でも影響が大きくなり、この時は東海道新幹線が遅れたり、高速道路や国道が一時、予防的に通行止めになるなど、大きな交通の乱れも発生しました。
2月8日(土) 名神高速 大垣IC付近
まだ、今シーズンの冬は終わっていません。再び強い寒波が流れ込み、日本海側を中心に大雪のおそれがあります。
上空の寒気と暖気を詳しく見てみると、まず今週末にかけて流れ込んでくるのは「暖気」です。
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各地で3月並みの陽気になる見込みですが、週明けには一気に「寒気」と入れ替わりす。
上空1500m付近でー6℃以下は平地でも降るものがあれば「雪」になる目安です。ー12℃以下というさらに強い寒気も、日本列島の一部にかかり、今回も“長く居座る”見込みです。
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この寒気は24日(月)頃まで居座り、再び影響が長引く恐れがあります。
寒波の影響で気象庁からは、13日(木)に早期天候情報が発表されました。
この情報はその時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい低温や、降雪量となる可能性が、著しく高まっているときに注意を呼び掛ける情報です。2月は、すでに2回の期間に対して発表されています。
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<早期天候情報(19日頃~の5日間平均)>〇かなり低温(5日間平均 平年差)北陸・九州北部・九州南部・奄美 ー2.7℃以下関東甲信・東海 ー2.6℃以下近畿・四国・沖縄 ー2.5℃以下中国 ー2.4℃以下
<早期天候情報(19日頃~の5日間平均)>〇大雪(5日間降雪量 平年比)東北日本海側 182%長野県北部・群馬県北部 188%北陸 237%岐阜県山間部 219%近畿・日本海側 308%山陰 311%
また、太平洋側にも雪雲が流れ込み、再び雪が降る可能性があります。実際には19日(水)よりも前に寒気が入るため、その前の18日(火)ごろから、日本海側を中心に、警報級の大雪のおそれがあります。
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また、太平洋側にも、一部で雪雲が流れ込むおそれがあります。まだ風向きによってどこに入るか予測は定まっていませんが、若狭湾付近に帯状の雪雲が流れ込むと、滋賀県の琵琶湖周辺や岐阜県の関ケ原付近でも雪が降ります。ここは、東海道新幹線が通っているため、鉄道の遅れなどの影響が出るおそれがあります。時間に余裕を持った行動が必要です。
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14日現在で、警報級の大雪の可能性があるのは、以下の県です。18日(火)は、新潟、群馬、長野、石川、福井、岐阜、滋賀19日(水)は、新潟、群馬、長野、福井、富山、岐阜、滋賀
この情報は5日後までしか発表されないため、今後も警報級大雪になる可能性もあります。
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日本海側は、18日(火)前後から雪が強まるおそれがあるほか、雪マークのない大阪や名古屋なども今後、予報が変わり、雪の影響が出てくる可能性があります。気温は全国的にかなり低く、最高気温でも10℃以下の所が多くなる見込みです。
13日(木)に発表された1か月予報で、週ごとの気温の傾向を見ると、2月の最終週にかけて、平年より気温が低い傾向です。高くなるのは3月に入ってから。春らしくなるのはもう少し先になる見込みです。
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