兵庫県の斎藤元彦知事が１３日、県庁で定例会見に応じ、県議会の第２会派「維新」の県議が絡んだ可能性のある文書問題についてノーコメントを姿勢を貫いた。「ちょっと私はその内容を含めて文書も含めて詳細は把握しておりません。私がコメントすることは特にないですね」とした。
ＮＨＫ党の党首の立花孝志氏がネット上で、亡くなった元県議を「黒幕」などと表現した文書を維新の県議からもらったと発言。県議は否定しているが、日本維新の会の代表を務める大阪府の吉村知事も調査することを明言している。
また、昨年１１月の兵庫県知事選での公選法違反容疑でＰＲ会社「メルチュ」が家宅捜索を受けた問題については「その件については代理人弁護士に対応をお願いしています。捜査については全面的に協力する」と説明した。