沖縄県内最大の水がめである福地ダムの管理開始から昨年12月で50年を迎えたことを記念し、東村の村民の森つつじエコパークは同ダムの魅力を伝える「福地ダム50周年プレミアムツアー」を開催している。普段は非公開のダム施設も見学できる。
ツアーでは自然観察船に乗り、湖面から同ダムの雄大さを体感できるほか、同ダム管理支所の松田耕昇支所長の案内で、久志浄水場につながる導水管施設やダム下流漏水観測トンネルも見学できる。
5日にあったツアーで、参加者は同ダムの型式や水質管理、テロ対策や同ダムの重要性などの話を聞きながら、普段は立ち入れない施設を巡った。
「『インディ・ジョーンズ』のテーマ曲がずっと流れていました」と笑うのは、うるま市から夫婦で参加した比嘉雅美さん(51)。自然が好きで、家族でエコパークのキャンプやバンガロー宿泊の経験もある。「説明を聞いていると、興味関心が湧いてきてあっという間だった」と満足げだった。
松田支所長は「伝えたいダムの魅力がたくさんある。福地ダム資料館に足を運んでくれれば、いつでも質問に答えたい」と話した。
ツアーは10、14、19、26日に開催予定。料金は税込み3300円で、小学生以下は半額。申し込みなど問い合わせは同パーク、電話0980(43)3300。(宮城いつか通信員)
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