豊見城市出身の宮城凜さん(16)が所属する熊本国府高校ダンス同好会が、1月末から2月初めにかけて米国フロリダ州で開かれた世界高校パフォーマンスチア選手権(主催・国際チア連合)に出場し、ポンを持って踊るポンとジャズの2部門で優勝を果たした。ジャズ部門に出場した宮城さんは「夢に見ていたチャンピオンジャケットはとても重く感じた」と喜んだ。
同校は3年連続の出場で、2年ぶりの世界一を成し遂げた。宮城さんは大会でのパフォーマンスについて「楽しみながら踊ることができた」と振り返る。
ジャズはアクロバティックな前宙や側宙に、バレエの要素を織り交ぜた演技で構成。2分ほどのアップテンポな曲に乗せ、技のテクニックや表現力を競い合った。チームを指導する中村友子さん(50)は「勝てて良かった。うちはチーム力で勝負できた」と生徒たちをねぎらった。
米国から帰国した宮城さんは「来年はまた同じ舞台で新たなメンバーと2連覇したい」と次の目標を見据えた。(社会部・吉田光)「夢に見ていたチャンピオンジャケットは…」沖縄出身の16歳、…の画像はこちら >>