第103回全国高校サッカー選手権の決勝が13日、東京・国立競技場で行われ、千葉代表の流通経大柏は1―1からのPK戦で前橋育英(群馬)に敗れ、17大会ぶり2度目の優勝はならなかった。3度目の準優勝。前橋育英は決勝で流通経大柏を0―1で破った96回大会以来7大会ぶり2度目の優勝。
流通経大柏は前半12分、MF亀田歩夢が巧みなドリブルで相手をかわして先制ゴールを挙げたが、31分に追い付かれた。後半は互いに得点機をつくりながら決めきれず、延長戦でも決着が付かずPK戦に突入。両チームとも8人目の選手が失敗し、10人目で先攻の流通経大柏のシュートが止められた。
3大会ぶり8度目出場の流通経大柏は2007年度の第86回大会で初優勝。第96回、97回は2大会連続で準優勝となり、第96回大会は決勝で前橋育英に後半追加タイムに決勝点を奪われ0―1で敗れた。