「成人の日」などに各地で開催される「二十歳の集い」で、はかまや振り袖を販売・レンタルする沖縄県名護市の業者が代金を受け取った後に連絡がつかなくなっている問題で、提携先の貸衣装会社「スマイリー」(那覇市)は10日、12日の名護市での式典に向けて市内へ衣装の発送を終えた。
同社によると衣装を注文した式典参加者約120人のうち、金武町や今帰仁村などで4、5日にあった式に出席した約80人は着用することができた。
同社の比嘉基生社長(39)は式に参加した若者から「着られるか不安でしたが、本当に大成功だった」と感謝されたという。
名護の式典に参加する約40人についても準備できる。比嘉社長は「名護が終わるまではまだ安心できない」と気を引き締めつつ、「笑顔で楽しんできてほしい」と語った。
(社会部・豊島鉄博)迫る「成人の日」 名護市の晴れ着レンタル業者がトラブル 被害…の画像はこちら >>