沖縄防衛局、辺野古新基地の軟弱地盤改良工事に着手 国による代執行後初

沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は28日午後、大浦湾側の埋め立て予定海域に広がる軟弱地盤の改良工事に着手した。政府が昨年12月に地盤改良に伴う設計変更申請を代執行で承認して以降、改良工事に取りかかるのは初めて。同日午後1時46分ごろ、海底に砂を敷くための「トレミー船」と呼ばれる船に砂を運搬する様子が確認された。
計画では7万本超の砂くいなどを打ち込み、地盤強度を高める。ただ、最深部は90メートルに達するとされ、前例のない難工事になるとみられる。防衛局は海面下70メートルまでの改良で、構造物の安定性を十分に確保できるとしている。沖縄防衛局、辺野古新基地の軟弱地盤改良工事に着手 国による代…の画像はこちら >>

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