この冬は断続的に寒気が入り、青森県青森市の酸ヶ湯温泉では、12月としては初めて3m以上の積雪を観測するなど、平年の2倍以上の積雪になっている所もあります。<12月24日(火)午後5時の積雪ランキング(平年比)>青森県青森市酸ヶ湯 304㎝(210%)→12月に300㎝を超えるのは統計史上初福島県桧枝岐村 145㎝(230%)青森市青森大谷 142㎝群馬県みなかみ町藤原 138㎝(251%)新潟県津南町 137㎝(196%)山形県大蔵村肘折 128㎝(136%)北海道倶知安町 124㎝(168%)山形県西川町大井沢 121㎝(168%)新潟県湯沢町 117㎝(249%)北海道幌加内町朱鞠内 114㎝(88%)
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これは冬型の気圧配置が続いて、寒気が日本列島に流れ込みやすい状態が続いているためです。
年末年始にかけても冬型の気圧配置が続き、断続的に寒気が流れ込む見込みです。上空1500m付近で-6℃以下の寒気は、平地で雪の降る目安の寒気です。
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25日(火)には寒気はだいぶ弱まる見込みです。
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27日(金)~29日(日)は、再び寒波がやってきます。
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大晦日もいったん寒気は抜けますが、お正月には再び寒気が入ります。
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上空に寒気が入ると、日本海側を中心に雪雲が流れ込み、大雪の恐れがあります。現段階で出ている雪・雨の予想を、28日~30日にかけてみてみると、特に日本海側に雪雲がびっしりかかります。北日本・北陸では今積もっている雪に加えて、さらに積雪が増えるおそれがあります。また、風と風がぶつかる日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)がかかる新潟をはじめ、富山、長野、岐阜なども大雨・大雪のおそれがあり、内陸部は積雪が急増する恐れがあります。
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気象庁では、現段階で27日(金)~28日(土)にかけて、新潟県と長野県北部に大雪警報が出る可能性も示唆しています。
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1月3日までの予報では、特に年末年始に北陸や北日本の日本海側を中心に断続的に雪が降りますので、交通の乱れなどにご注意下さい。現段階の予報だと、名古屋など太平洋側に雪雲が流れ込むことは少ない予想になっていますが、今後の予報次第では、風向きがかわり雪雲が流れ込むことも考えられます。特に若狭湾付近に「JPCZ」がかかると岐阜県の関ケ原町付近で雪が降り、東海道新幹線の乱れにもつながりますので、最新の情報を取るようにしてください。
1月1日の太平洋側は、初日の出は見られる可能性が高いですが、厳しい寒さになりますので、万全の防寒対策も必要になりそうです。
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