「人が乗ってない!?」自らの判断で動く潜水艇 実証実験が成功 将来的には有人では不可能な任務を担当?

人の操作を必要としない潜水艇。
イギリスの防衛企業であるBAEシステムズの日本支社であるBAE システムズ ジャパンは2024年12月20日、軍事用途に特化して開発された、新型自律型潜水艦の実証実験とデモンストレーションに成功したと発表しました。
「人が乗ってない!?」自らの判断で動く潜水艇 実証実験が成功…の画像はこちら >>開発中の無人潜水艇「Herne(ハーン)」(画像:BAEシステムズ)。
2024年11月25日にイギリス南海岸沖でBAEシステムズが実施したこの実験では、超大型自律型無人潜水機(XLAUV)として開発中の潜水艇「Herne(ハーン)」にい高性能自律軍事制御システム「Nautomate」を搭載し、事前にプログラムされた情報収集、監視、偵察任務を遂行しました。
自律型潜水艇は将来的には広大な海底の水中インフラの監視と保護、対潜水艦戦の支援、秘密偵察任務を遂行する新たな手段を提供することが期待されています。
BAEシステムズの海事サービス事業部担当マネージングディレクターであるスコット・ジェイミーソン氏は「ハーンは水中の戦闘におけるゲームチェンジャーとなる存在です。優れた自律能力によって、広い範囲の任務を遂行しながら有人プラットフォームに頼る必要がなくなり、艦艇の乗組員を危険から遠ざけ、持久力を高めることが可能になります」と同潜水艇を解説します。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする