年末年始も火の元・火の取り扱いに注意 東京地方は乾燥注意報1…の画像はこちら >>
12月に入ってから、度々冬型の気圧配置になり、季節風が吹きました。太平洋側は空気の乾燥が続いています。この先、年末年始にかけても冬型の気圧配置が度々強まるでしょう。日本海側では降雪量がかなり多くなる可能性があります。太平洋側では晴れて、空気の乾燥しやすい状態が続くでしょう。全国的に寒い年末年始になります。たとえ乾燥注意報が発表されていなくても、寒さ対策でのストーブの使用など、火の元にはくれぐれもお気をつけください。
太平洋側の降水量少なく 東京都心は平年のわずか1% 空気カラカラ
12月に入ってから、日本付近は度々冬型の気圧配置になり、季節風が吹きやすくなっています。日本海側で降水量が平年より多くなっている一方で、関東など太平洋側では、降水量が平年より少なくなっています。この時期は太平洋側の多くの地域は、もともと降水量が少ないですが、今年は、東京都心で、昨日21日までの20日間の降水量は0.5ミリと、平年のわずか1%です。今日22日は、午後3時までの最小湿度は、東京都心33%、鹿児島37%などとなっています。東京地方では、7日から今日22日まで、16日連続で乾燥注意報が発表されています。なお、東京地方で乾燥注意報継続日数の最長は1973年11月18日から1974年1月21日の65日です。乾燥注意報は、空気の乾燥により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。具体的には、大気の乾燥により火災・延焼等が発生する危険が大きい気象条件を予想した場合に発表されます。
年末年始も太平洋側は空気乾燥しやすい 火の元・火の取り扱いに注意
この先、年末年始にかけても、冬型の気圧配置が度々強まるでしょう。季節風が吹き、日本海側では降雪量がかなり多くなる可能性があります。太平洋側では晴れて、空気の乾燥しやすい状態が続くでしょう。火の元、火の取り扱いに注意が必要です。全国的に寒い年末年始になります。たとえ乾燥注意報が発表されていなくても、寒さ対策でのストーブの使用など、火の元にはくれぐれもお気をつけください。
空気が乾燥 火事を防ぐには
火災を防ぐポイントは、以下の通りです。① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。