建設中止か継続か?豊橋の新アリーナどうなる? 建設求める請願署名は議会で採択 推進派と反対派双方の市議が「住民投票条例案」提出の意向

建設中止か継続かで揺れている、愛知県豊橋市のアリーナ問題で、建設を求めて提出された請願署名が、市議会で採択されました。
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20日の市議会本会議で、賛成多数で採択されたのは「アリーナ建設継続を求める請願」です。
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この問題は、豊橋公園で予定されていた総事業費約230億円のアリーナ建設・公園再整備事業で、建設中止を掲げて当選した長坂尚登市長は、11月21日、事業者に契約解除に向けた協議を申し入れました。

しかし市議会では、この件について議員から追及が相次ぎました。
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(自民党豊橋市議団団長 小原昌子議員)「長年にわたり議論を重ねた上で、市議会で議決を経た事業。議会を軽視していると言わざるを得ない」
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(豊橋市 長坂尚登市長)「契約解除が遅くなるほど、事業者への支払いが増えるかもしれないことを危惧し、協議の申し入れに至った」そんな中、12月3日には市民団体が、アリーナ建設を求める約13万4000人の署名を提出。
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市民団体は、新アリーナをホームとして使用する予定だった、プロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」のファンらを中心に、署名を呼びかけてきました。提出された署名は、委員会で議論された後、賛成多数で通過しました。
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(豊橋新アリーナを求める会 川西裕康共同代表)「署名をいただいた皆さんに、少しでも恩返しができることだと思って、新アリーナの今後を議論していただければ」そして、請願は、20日の本会議で賛成多数で採択されました。
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(豊橋市 長坂尚登市長)「送付いただいた請願をしっかり見てから、議会がどんな文書をつけてくるか承知していない。今の段階では何も言えない」
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建設推進派と反対派、双方の市議が「住民投票条例案」提出の意向を示していて、議会は20日までだった会期を、12月26日までに延長し、条例案の一本化に向けて協議する方針です。

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