《今夜放送》『ホーム・アローン2』ギャラ5億の天才子役 父親から虐待、薬物逮捕…凋落からたどり着いた“意外な現在”

12月20日午後9時から「金曜ロードショー」枠(日本テレビ系)で放送される『ホーム・アローン2』(1991年公開)。
日本でもクリスマス映画としてすっかり定番となった「ホーム・アローン」シリーズ。昨年の同時期には、前作の『ホーム・アローン』(1990年公開)が地上波放送されたが、本作ではその1年後のクリスマスが描かれる。
2では、クリスマスの旅行で暖かなフロリダに行くことになったマカリスター家。今回は家に置いていかれずに空港までやってきた主人公・ケビンだが、父親と間違えて見知らぬ人について行き、一人だけニューヨーク行きの飛行機に乗ってしまう。クリスマスのニューヨークを舞台に、ケビンはまたも大立ち回りを繰り広げる。
前作に引き続きケビンを演じたのは、マコーレー・カルキン(44)。前作出演時には10万ドルといわれていたギャラが、なんと本作では、450万ドル(約5.1億円)に大増額。一躍“ドル箱俳優”としてもてはやされることになるが、その後大きな困難を経験する。
「実はカルキンはマネージャーを務めていた父親から虐待を受けていたのです。その後両親は破局しますが、カルキンの親権やギャラをめぐって法廷闘争に。一連のドタバタに嫌気がさしたのか、15歳で芸能界を引退してしまいました。
その後、’04年にマリファナと規制薬物所持で逮捕。’12年には痩せ細った姿がパパラッチされ、一部メディアでは恋人との破局をきっかけにヘロインと鎮痛剤の依存症となったなどとも報じられ世間に衝撃を与えました」(エンタメライター)
その凋落ぶりが大きな注目を集めたカルキンだが、現在は堅実に再起の人生を歩んでいる。
「’16年にヘロイン依存についての疑惑をキッパリと否定。徐々に芸能活動を再開し、’21年にはグッチのモデルとしてランウェイを歩き、交際していたブレンダ・ソングとの間に第一子を設けています。そして、‘23年12月にはウォーク・オブ・フェイムに星を獲得、ハリウッドの殿堂入りを果たしたのです」(前出・エンタメライター)
この冬は、米国Uberのホリデーキャンペーンのイメージキャラクターも務めているカルキン。苦難を経て、新たな人生を歩み出している。
さらに、『ホーム・アローン2』には“意外な大物”がカメオ出演しているのも見どころだ。
「実は、ドナルド・トランプ次期大統領が出演しています。ニューヨークを訪れたケビンはCMで耳にした“プラザホテルでリッチなクリスマス”を過ごそうとプラザホテルを訪れますが、そこでロビーの場所を尋ねた相手がトランプ氏なのです。『この先を左だよ』とセリフもあります。
ケビンがプラザホテルに宿泊するシーンの多くが、実際にプラザホテルで撮影されました。コロンバス監督によると、当時プラザホテルのオーナーであったトランプ氏が撮影の条件として使用料のほかに自身の映画への出演を求めたため、トランプ氏の出演が決まったそうです」(前出・エンタメライター)
『ホーム・アローン2』で、クリスマス気分を味わおう。

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