「署長だからこれぐらいなら許されるだろう」税務署長が“遅刻”など計9時間15分「働いたことに」停職1か月 公用車の私的利用も

「署長だからこれぐらいなら許されるだろう」。愛知県内の税務署の署長が、遅刻したにも関わらず働いたことにしたり、公用車を私的に使ったりして、懲戒処分を受けました。12月20日付けで、停職1か月の懲戒処分を受けたのは、愛知県内にある税務署で署長を務めていた60代の男性です。
名古屋国税局によりますと、男性は出勤前にコンビニで買い物をして遅刻したり、テレワークの開始時間が遅れたりしたにもかかわらず、計9時間15分を「働いたことにしていた」ということです。
このほか、公用車を使って運転手に4回にわたって飲食店や駅まで送り届けてもらったほか、申請をせずにフレックス制で働くなどしていたということです。
男性は、国税局に「署長だからこれぐらいなら許されるだろうという意識があった」などと説明していて、20日付で依願退職したということです。
名古屋国税局の広聴室長は「公務員として自覚を欠く行為」として「行動規範の徹底を図るよう注意喚起を行う」としています。
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