あのヒーローの顔そっくり? 名護市でサキシマスオウノキの実が地面を覆う 樹齢70年超

【名護】「今年はまれに見る豊作だな」。名護市汀間の公民館前に推定樹齢およそ70年以上で樹高約12メートルのサキシマスオウノキ(アオギリ科)に多くの実(種)が付き訪れる人らを驚かせている。
実はタマゴ形で長さおよそ5センチ。国道331号が開通する以前はサキシマスオウノキの場所は波打ち際だった。およそ10年前まではサキシマスオウノキの特徴である板根も見られたが根元は次第に土に埋もれたため観察することはできない。
根元にはおよそ100個の実が落ちているが写真を撮る間も1個また1個と落ちてきた。根元周辺にも多くが落ちて散らばっている。結実し始めの実は緑色で次第に茶色に変わり、やがて落果する。枝には多くの実が付いている。 地域の人によると、これほど多くの実が付くのは初めて。同地域では実が「ウルトラマン」の顔に似ていることから「ウルトラマンの木」と呼ばれている。
(玉城学通信員)あのヒーローの顔そっくり? 名護市でサキシマスオウノキの実が…の画像はこちら >>

サキシマスオウノキの根元に落ちたおよそ100個の実=5日、名護市汀間

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