「自分自身の人気と勘違い」ひろゆきが酷評する兵庫県知事選に出馬していた“政治家”

12月16日、実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(48)がXを更新。15日に投開票された大阪府の泉大津市長選の結果に言及した。
泉大津市長選は無所属現職の南出賢一氏(44)が、諸派新顔で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)を破り、3選を果たした。当日有権者数は60,239人、投票率は44.07%で、二名の得票数はそれぞれ南出氏が21,700票、立花氏が4,439票だった。
落選した立花氏は開票後、自身のYouTubeを更新。「当選すれば、YouTuber商店街を作って泉大津市を活性化するという公約でしたが、南出さんが圧倒的に強かった。おめでとうございます」と敗戦の弁を述べた。
一方で、「5回目の市長選で初めて供託金没収ラインを越えたことは満足」と語ると、大阪府岸和田市長選への意欲を見せる場面も。岸和田市は現在、永野耕平市長(46)の女性問題で揺れているが、不信任案が提出されて市長選が行われることになれば、「永野市長を応援するため、『二馬力』選挙で盛り上げていきたい」と出馬を表明した。なお、岸和田市で市長選が行われない場合は、兵庫県の南あわじ市長選に出馬する予定だという。
そんな立花氏について、ひろゆき氏は《泉大津市長選で現職の南出氏3選 NHK党の立花氏は及ばず》と題した記事を引用する形で、《兵庫県知事選で斎藤知事の得票を、なぜか自分自身の人気と勘違いしたNHK党の立花氏が泉大津市長選で惨敗した模様》と酷評した。
実はひろゆき氏と立花氏の因縁は今に始まったことではない。昨年5月には立花氏がXで《西村ひろゆき氏を名誉毀損で、提訴します!》と投稿し、《討論から逃げるので、法廷に呼び出します!》と真意を明かしていた。
さらに、今年3月には立花氏が会見でひろゆき氏と口げんかをしたいと発言。「大人の口げんかはソフトとして面白い。文化として広めたい」とし、自身について「日本一、口げんかが強いと思ってる」と語ったのだ。
ひろゆき氏はこの経緯を報じた記事を引用し、《率直に言ってキモイ。50歳過ぎたおっさんが「日本一口げんかが強いと思ってます」と主張》と皮肉たっぷりにコメント。これに対し、立花氏はXで《キモイと思うなら、2度と立花孝志に絡んでくるな!泥棒と同じ西村ひろゆき!》などと反論していた。
また、11月17日投開票の兵庫県知事選の際も、当選した斎藤元彦知事(47)を応援するために立候補した立花氏について、ひろゆき氏は自身のYouTubeチャンネルでこうコメントしていた。
「本当に斎藤さんを応援したかったのか、それとも足を引っ張りたかったのか、いまだに分からないんですね。ようは立花さんが応援しているから『危ないよね』っていう層もいて。たた、立花さんが言うことで『事実はこうなんだ』って思う有権者もいるんですよ。ひょっとしたら立花さんがいなかった方が、よっぽどみんな素直に信じたのかなっていう気もするんですけど、よく分からないんですよね」
そして、知事選後の11月27日にはXで、《執行猶予中の立花孝志氏は、選挙に出てる間は逮捕されないから、ひたすら選挙に出続ける説》を提唱。来年1月の《南あわじ市長選に立候補してるし、信ぴょう性高そう》と綴っていた。
反目し合う二人のネット上の“舌戦”は今後も続きそうだ。

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