長野県では一晩で30センチの雪 甲府・佐賀・水戸では初雪を観…の画像はこちら >>
日本海側を中心に雪が降り続き、昨夜から今朝にかけて長野県北部では30センチの雪の降った所があります。また、甲府や佐賀・水戸では初雪を観測。今日14日も日本海側を中心に雪が降り、大雪に注意が必要です。
長野県では一晩で30センチの雪
日本付近は、西高東低の冬型の気圧配置が続いていて、日本海側を中心に断続的に雪が降っています。昨夜から今朝にかけて雪が強まった所もありました。今日14日(土)9時までの6時間降雪量では、長野県信濃町と小谷村では30センチの雪が降りました。他にも新潟県妙高市の関山で23センチ、長野県白馬村で22センチの雪を観測しています。
甲府・佐賀・水戸で初雪
その中、甲府と佐賀、水戸からは初雪の便りも届いています。12月13日(昨晩)水戸:平年より6日早く、昨年より31日早い観測12月14日甲府:平年より3日遅く、昨年より19日早い観測佐賀:平年より3日遅く、昨年より3日早い観測※追記:12時過ぎに鳥取で初雪の発表がありました。平年より9日遅く、昨年より3日早い観測になります。
午後も日本海側の山沿いで大雪に注意
今日14日(土)のこのあとも強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪が降ったりやんだりでしょう。今夜までの降雪予測の図では山形県や新潟県の山沿いを中心に降雪が強まる濃い色が見られます。また、山陰や近畿でも雪が予想されています。すでに雪が多く積もっている所もあります。落雪や路面凍結などに注意が必要です。雪の降っていない地域の方も雪が予想されている地域への移動や峠越えなどを予定されているかたは、冬タイヤなど雪の準備をしっかりするようにしましょう。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーンバッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。