今年11月、十日町市で娘の首を絞めて殺害した殺人の疑いで逮捕されていた81歳の男について、新潟地検は12月11日付けで嘱託殺人の罪で起訴しました。
嘱託殺人の罪で起訴されたのは、十日町市馬場の農作業員・富井正康被告(81)です。
起訴状などによりますと富井被告は今年11月4日、十日町市内にある自宅近くの作業小屋で、51歳の長女から嘱託を受け、首をロープで絞め殺害した罪に問われています。
富井被告は殺人の疑いで逮捕・送検されていましたが、検察によりますとその後の捜査で長女の体に抵抗した跡がなかったことなどから、長女自身が自分が死ぬことに同意していたと判断し、嘱託殺人の罪に切り替えて起訴したということです。
地検は富井被告の認否を明らかにしていません。