ヘリコプター搭載護衛艦も警戒監視任務につきます。
防衛省・統合幕僚監部は2024年12月6日、口永良部島(鹿児島県)の西約80kmの海域で、中国海軍の艦艇3隻を確認したと発表。自衛隊が撮影した写真も公開しました。
空母のような「巨大護衛艦」が中国艦隊を監視 ミサイル駆逐艦な…の画像はこちら >>大隅海峡を通過した中国艦の警戒監視・情報収集にあたった護衛艦「いせ」。空母のような全通甲板を備える(画像:海上自衛隊)。
確認されたのは、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦2隻(艦番号132、134)とジャンカイII級フリゲート1隻(艦番号529)の計3隻。これらの艦艇は大隅海峡を東進し、太平洋に向けて航行したとしています。いずれも中国海軍が大量に建造した主力艦で、東海艦隊の所属とみられます。 これに対して自衛隊は、ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」やミサイル艇「おおたか」、P-1哨戒機により警戒監視・情報収集を行ったとしています。